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ハラスメント防止へのー考察~人格と人権を尊重し、快適な環境をつくろう~

A Study toward the Prevention of Harassments Respect for Personality and Human Rights Creates Comfortable Environment.

はじめに

 学校法人練馬みどり学園 田柄幼稚園(以下、本園という)は、関係するすべての個人や団体を尊重し、その有する権利が侵害されることなく安心して過ごせる環境の保全に取り組んでいます。とくに、教育受益者の園児や利用者等が安心して園内で時間を過ごすことができるように配慮するものです。年齢や性別、国籍等に関わらず、個人の尊厳を傷つけたり、人権を侵害したりするような言動は決して許されるものではありません。
 本園は、ハラスメント(嫌がらせ)や、ハラスメント疑惑を招くことのない快適で利用に値する環境作りに取り組んでいます。ハラスメント相談・防止委員会の設置はそのひとつです。
 本稿は、ハラスメントの防止と対策の重要性に鑑みてハラスメントの発生防止への強い決意を形成する一助とするものです。

参考引用文献
古閑博美(2008)『魅力行動学® ビジネス講座 マナー、コミュニケーション、キャリア』学文社
古閑博美(2012)『魅力行動学® ビジネス講座Ⅱ ホスピタリティ、コミュニケーション、プレゼンテーション』学文社
『広辞苑第六版』

令和5年(2023年)5月30日

  1. harassment:嫌がらせ。他人を悩ましたり、不快な思いをさせたりする行為や、優越した地位や立場にある人がそれを利用した行為のことで、相手の意に反する言動を言う。
  2. 2語以上や長い単語を1語にまとめたり短縮化したりすることは日本語の特徴としてある。「セクハラ」「マタハラ」等に合わせて「ジェンハラ レイハラ」(古閑)とした。
  3. 時事英語辞典 20230527 閲覧
  4. たしなみとして、心がけや他者への慎みの態度を挙げたい。
  5. TPO: Time, Place, Occasion (とき、ところ、場合)。「時処位(とき、ところ、あいて)」を意識することと同様。
  6. 役位など、立場を主張せずにまた気にせずに催す酒宴のこと。差別なく礼儀にもあまりこだわらなくてよいとされるが、羽目を外し過ぎるとその場以外の評価に繋がることがあるので注意が必要。
  7. 5W1H:「Whenいつ、Whereどこで、Who(To Whom)誰が(誰に)、 What 何をWhyなぜ、Howどのように」の他にHow many, How long, etc.(人数や期間など)(原文)I keep six honest serving-men (They taught me all I knew); Their names are What and Why and When And How and Where and Who. ラドヤード・キップリング「象のこども(原題: The Elephant's Child )」より
  8. 本園内規「教育と運営環境の保全」 20210824、「本園利用規約」 20221024
  9. trauma。傷・けがの意。精神的外傷。